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2017年12月

2017年12月25日 (月)

情報リテラシーは徐々に

 まずは情報リテラシーの話から始めます。2003年7月に「情報セキュリティ事典」が出版されました。当時のセキュリティ関係者が分担して書いた本で当時で25,000円しました。今、アマゾンでみると27,000円しますね。著者も多くて本ももらえず、20,000円で買える権利だけもらったので、確か3冊ぐらい自分で買ったと思います。6部26章からなる大作で、私はなぜか最後の「セキュリティをめぐる社会と文化」の部で「情報倫理とネチケット」の章を担当しました。私の次は岡村久通先生の「個人情報とプライバシー」でした。図書館系の同僚がいたので、この執筆の件を伝えたら何と30冊も本を持って来られたので、丁重に2冊を除いてお返したことを思い出します。
この中で今は忘れ去られているインターネットのサービスのNet Newsのfjに流れていて気にいっていた以下の箇条書きを乗せています。今読み直してみると、今でもあまり変わってないなあと感じました。2003年なので、それからMixiが出てソーシャルメディアが、やがてスマホが出てと技術は進歩(かな)していますが、やっているのは「人」なので変わらないのでしょうね。
一般的なネチケット
・みな人間であることを忘れない
・オンラインでも普段と同じ行動基準
・サイバースペースの自分の場所を知る
・他の人の時間とバンド幅を尊重する
・オンラインではいいかげんな表現はしない
・専門の知識を分かち合おう
・罵倒合戦(flame war)を自制する
・ひとのプライバシーを尊重する
・権力を乱用しない
・ひとの過ちは寛容に

次は子供ですが、私の周りだと大学生ですが、時々高校や中高へ出前講義に行くので、ついでに高校生に学校でスマホ使えるのと聞くと色々ですね。授業中はもちろん使えないけど、持って来て良くて教師に預けておくから、自宅でさえSNSが使えない中高がありますね。大学でも授業中にスマホ操作禁止の教員は多いらしくて、私のように大阪市大の社会人大学院ではIRCを許していて、今もおしゃべりする学生には、周りの学生の邪魔になっているからLINEで話してねという教員は稀なようです。これからどうなるか興味津々です。アクティブラーニングの時代なのにね。

最後は保護者ですが、ここでは保護者や先生としましょう。ITがわかってない人が多いという点では同じかなと思います。いくつかの自治体の情報化をやっているので、そこで最近、よくいうのは「以前は情報公開と説明責任がキーワードだけど、今はさらに嘘は必ずバレると情報は必ず漏れるの二つです」を加えています。後半の二つはソーシャルメディアがここまで広まったので起こった現象なので、保護者、先生、子供を考えると基本的なこの事が欠落しているのではないかと思う事がよくあります。インターネットに繋がっている意味がわかってないのでしょうね。保護者や先生と子供を考えるときに、保護者や先生がITを理解していないことと、会話がない事が大きな問題だとも思っています。大学の授業でも私の講義はMacがメインながらiPhoneやiPadを交互に表示させて、教卓にはロボホンが乗っていて時々勝手に喋ったりダンスをするので受けているようです。他学科の学生からは「魔法使い」と言われたりしているようです。

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